有楽町ビル・新有楽町ビル跡地にYURAKUCHO PARK|2027年開業予定

東京都
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東京・有楽町駅前の「有楽町ビル」「新有楽町ビル」跡地では、新たな都市空間「YURAKUCHO PARK(ユウラクチョウ パーク)」の整備が進められています。

三菱地所が2026年8月に発表した最新の計画では、2026年9月1日に新築工事へ移行し、2027年の竣工・開業を予定しています。飲食・物販店舗やイベントスペースに加え、NOT A HOTELによる「JAPA VALLEY TOKYO」も展開される計画です。

一方、ここは有楽町ビル・新有楽町ビルの最終的な建替え後の姿ではありません。将来の本格的な再開発までの期間を活用する「暫定利用」のプロジェクトである点も押さえておきたいところです。

YURAKUCHO PARKは2027年開業予定

YURAKUCHO PARKは、有楽町駅前にあった有楽町ビルと新有楽町ビルの跡地、約1万㎡を活用するプロジェクトです。

項目内容
名称YURAKUCHO PARK
所在地東京都千代田区有楽町一丁目
敷地新有楽町ビル跡地 約7,233㎡、有楽町ビル跡地 約3,551㎡
構造・階数木造(CLT造)・S造、地上1階
最高高さ約5m
主な用途飲食・物販店舗、イベントスペース
開業予定2027年

2025年7月の発表では「2026年度後半」の開設予定とされていましたが、2026年8月に公表された工事概要では開業予定時期が2027年とされています。

現時点では2027年の何月に開業するのか、具体的な開業日は公表されていません。今後、店舗やイベントの詳細とあわせて追加情報が発表されるとみられます。

飲食・物販店やイベントスペースを整備

YURAKUCHO PARKは、名称に「PARK」とありますが、一般的な公園だけを整備する計画ではありません。

地上1階、最高高さ約5mの低層空間に、飲食・物販店舗やイベントスペースを配置し、国内外のカルチャーが集まる都市空間を目指しています。

高層ビルが並ぶ丸の内・有楽町エリアの駅前に、約1万㎡という広い敷地を生かした低層の空間が生まれることになります。

「JAPA VALLEY TOKYO」も2027年に開業予定

YURAKUCHO PARKでは、NOT A HOTELが企画・デザイン・プロデュースに参画し、「JAPA VALLEY TOKYO」を共同展開する予定です。

JAPA VALLEY TOKYOは、ファレル・ウィリアムスとNIGO®が手がけるアート・商業・ホスピタリティの複合プロジェクトです。

日本酒を軸に食やファッションなどの日本文化を組み合わせるほか、アート・食・ファッションのポップアップやイベントスペースなどが計画されています。KAWSとのコラボレーション作品も、有楽町の新たなシンボルとして展示される予定です。

YURAKUCHO PARKの竣工とJAPA VALLEY TOKYOの開業は、いずれも2027年が予定されています。

建物は将来移設できる「サーキュラー建築」

YURAKUCHO PARKでは、将来の移設や再利用を想定した建築手法が採用されます。

国産スギ材を使ったCLT(直交集成板)による11棟のアーチ状の建築物を整備し、接合部を取り外せる構造とする計画です。有楽町で数年間使用した後は、CLTの架構や敷地内で育てた植栽の一部を別の場所へ移設できるようにします。

また、有楽町ビルと新有楽町ビルの地上部分を解体した後も、既存の地下躯体を活用して人工地盤を構築します。すべてを撤去して埋め戻すのではなく、既存施設を生かして次の空間をつくる点も特徴です。

東京メトロ有楽町駅D2出入口との接続を維持

計画地はJR有楽町駅前にあり、東京メトロ有楽町駅とも接続する立地です。

新有楽町ビルは地上部分が解体されましたが、東京メトロ有楽町駅D2出入口につながる部分については、必要な区画を残す「減築」が行われています。

地下2階から地上2階までの接続部分を独立して残すことで、YURAKUCHO PARKの暫定利用期間も地下鉄との接続機能を維持する計画です。

YURAKUCHO PARKは将来の建替えまでの暫定施設

有楽町ビル・新有楽町ビル跡地について、「次の大型ビルとしてYURAKUCHO PARKが建つ」と考えると少し違います。

YURAKUCHO PARKは、将来予定されている「有楽町ビル・新有楽町ビル建替計画」へつなぐ準備期間を活用した施設です。三菱地所は数年間の暫定利用を通じて生まれた価値や取り組みを、今後の有楽町のまちづくりへ発展させる方針を示しています。

そのため、2027年にYURAKUCHO PARKが開業した後も、この場所の再開発はさらに次の段階へ進むことになります。

有楽町駅前は2027年に大きく変わる

有楽町ビル・新有楽町ビル跡地では、約1万㎡を活用したYURAKUCHO PARKが2027年に開業する予定です。

飲食・物販店舗やイベントスペースに加え、JAPA VALLEY TOKYOやアートを取り入れた空間が計画されており、単なるビル跡地の一時利用ではなく、有楽町の新しい文化・交流拠点として整備されます。

具体的な開業日や出店店舗、イベント内容などは今後の発表待ちです。2027年の開業に向けて詳細が明らかになれば、有楽町駅前の利用方法もより具体的に見えてきそうです。

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