南小岩七丁目駅前再開発は2028年度着工予定|完成時期・建物計画・小岩駅南口の変化

東京都
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JR小岩駅南口で計画されている「南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」は、2028年度の着工、2034年度の完成を想定した計画へ見直されました。

計画では、約169メートルの東棟と約63メートルの西棟を建設し、住宅約1,100戸のほか、商業施設、公益施設、子育て施設、駐車場、公共駐輪場などを整備する予定です。

ただし、2026年7月時点では再開発組合の設立前であり、着工日、開業日、店舗名などは発表されていません。2028年度着工は現段階の想定で、今後変更される可能性があります。

南小岩七丁目駅前再開発は2028年度に着工予定

最新の計画では、2027年度に市街地再開発組合を設立し、2028年度から2034年度にかけて工事を進める想定です。工期は約69カ月とされています。

項目現在の予定
再開発組合の設立2027年度
着工2028年度
完成2034年度
計画地東京都江戸川区南小岩七丁目地内
施行区域約1.5ヘクタール

以前は2025年度の着工、2030年度の完成が想定されていましたが、事業計画の詳細な検討に伴い、着工時期が約3年後ろ倒しとなりました。

一方、建物の配置や主な建築計画については、今回のスケジュール見直しによる大きな変更はないとされています。

再開発では東棟と西棟の2棟を整備

南小岩七丁目駅前再開発では、JR小岩駅南口側に東棟と西棟を整備する計画です。総延べ床面積は約15万9,000平方メートルで、住宅を中心に商業・公益機能を組み合わせた大規模な複合施設となる予定です。

項目東棟西棟
階数地下2階・地上44階地下1階・地上18階
最高高さ約169メートル約63メートル
住宅戸数約890戸約190戸
主な用途住宅、商業施設、公益施設、公共駐輪場など住宅、商業施設、公益施設など

2棟を合わせた住宅戸数は約1,080戸で、東京都の事業概要では約1,100戸と案内されています。戸数や床面積は今後の設計・認可手続きによって変わる可能性があります。

商業施設や公益施設も入る予定

再開発施設には、住宅だけでなく、店舗などの商業施設、公益施設、子育て施設を導入する計画です。

特に東棟では、商業施設などに約3万2,400平方メートル、公益施設に約2,600平方メートルを充てる計画が示されています。西棟にも小規模な商業施設と公益施設が設けられる予定です。

ただし、スーパー、飲食店、医療機関など、具体的にどのような店舗や施設が入るかは発表されていません。現段階で特定の店舗の出店を前提に判断することはできません。

駐車場約530台・公共駐輪場約2,600台を計画

施設全体では、駐車場約530台と公共駐輪場約2,600台を整備する計画です。

JR小岩駅周辺は徒歩や自転車で訪れる人が多いため、公共駐輪場が大規模に確保される点は、駅利用者にとって大きな変化となりそうです。

ただし、駐車場や駐輪場の利用料金、出入口、利用時間、一時利用と定期利用の区分などは未発表です。

駅前広場や歩行者空間も整備される

南小岩七丁目駅前地区では、再開発事業だけでなく、江戸川区が行う約4.9ヘクタールの土地区画整理事業が一体的に進められています。

計画されている主な整備内容は次のとおりです。

  • 小岩駅南口の駅前交通広場の拡幅
  • 周辺道路や歩行者空間の整備
  • 商店街につながる広場の整備
  • 駅から周辺地区への回遊性を高める立体歩行者通路の整備
  • 地上部や屋上への広場・緑地の整備
  • 災害時にも活用できる空間の確保

建物が新しくなるだけでなく、駅前の移動のしやすさや防災性を改善することも、事業の重要な目的です。

小岩駅南口はどう変わる?

完成すれば、駅南口には住宅約1,100戸と商業・公益施設が加わり、居住者と駅利用者の増加が見込まれます。

読者が特に注目したい変化は、次の3点です。

買い物や生活サービスの選択肢が増える可能性

まとまった規模の商業床が計画されているため、買い物や生活サービスの選択肢が増える可能性があります。ただし、店舗構成が発表されるまでは、既存の商店街や周辺商業施設との役割分担までは判断できません。

駅前の歩行環境が改善される可能性

広場、歩道状空地、立体歩行者通路などが整備されれば、駅と商店街、周辺住宅地を徒歩で移動しやすくなる可能性があります。

工事期間中は交通動線の変更に注意

工事は2028年度から2034年度までの長期間に及ぶ想定です。着工後は、道路、歩道、駐輪場、店舗への経路などが段階的に変更される可能性があります。

駅を日常的に利用する人は、着工後に江戸川区や再開発組合から発表される工事案内を確認した方がよいでしょう。

現時点で決まっていないこと

2026年7月時点では、次の情報は確認できません。

  • 具体的な着工日と完成日
  • 商業施設の名称
  • 出店する店舗やテナント
  • 住宅の販売・入居開始時期
  • 住宅の価格や間取り
  • 駐車場・駐輪場の料金と利用方法
  • 工事中の道路・歩行者動線

特に「2028年度着工」は工事開始の想定時期であり、商業施設の開業時期ではありません。完成や開業までには、その後も事業認可、権利変換、解体、建設などの手続きが必要です。

今後確認すべきポイント

南小岩七丁目駅前再開発の進捗を判断する際は、次の順番で確認すると状況を把握しやすくなります。

  1. 2027年度に再開発組合が設立されるか
  2. 事業計画や権利変換計画が認可されるか
  3. 施工会社と正式な工事日程が発表されるか
  4. 既存建物の解体や道路切り替えが始まるか
  5. 店舗、公益施設、住宅の詳細が発表されるか

再開発組合の設立や事業認可が進むまでは、完成時期や施設内容が変更される可能性を残した計画段階として確認する必要があります。

南小岩七丁目駅前再開発のまとめ

南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業は、2028年度の着工、2034年度の完成を想定しています。

約169メートルの東棟と約63メートルの西棟に、住宅約1,100戸、商業施設、公益施設、子育て施設、駐車場、公共駐輪場などを整備する大規模な計画です。

小岩駅南口の買い物環境や歩行者動線、防災性を大きく変える可能性がある一方、具体的な店舗名や開業日などは決まっていません。

現段階では「2028年度に必ず着工する」と断定せず、2027年度に予定されている再開発組合の設立と、その後の事業認可・工事発注の進捗を確認することが重要です。

※掲載内容は2026年7月25日に、東京都環境局、東京都都市整備局、江戸川区および建設通信新聞Digitalの公表情報を確認したものです。計画段階のため、スケジュール、規模、用途などが変更される場合があります。

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