小岩駅南口の再開発はいつ完成?南小岩七丁目の計画・店舗・工事予定

東京都
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JR小岩駅南口で計画されている「南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」は、2026年に工事予定期間などが見直され、2028年度の着工、2034年度の完成・供用開始を想定する計画となっています。

計画地には、高さ約169メートルの東棟と約63メートルの西棟を整備。住宅約1,100戸のほか、店舗などの商業施設、公益施設、子育て施設、駐車場、公共駐輪場などが入る予定です。

ただし、2026年8月時点では再開発組合の設立前で、具体的な店舗名や開業日、駐車場料金などは公表されていません。現在発表されているスケジュールも、今後の手続きによって変更される可能性があります。

先に押さえるポイント

  • 工事は2028年度から2034年度までの約69カ月を想定
  • 東棟44階・西棟18階、住宅は合計約1,100戸を計画
  • 店舗名や商業施設の名称、正式な開業日はまだ未発表

小岩駅南口の再開発は2028年度着工・2034年度完成を想定

現在の計画でまず押さえておきたいのは、「2028年度着工」は予定段階であり、具体的な工事開始日まで決まったわけではない点です。

東京都環境局では、南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業について、2026年4月9日に工事予定期間と供用開始予定を変更する届出を受け付けています。

項目現在の想定
再開発組合の設立2027年度
着工2028年度
工事期間約69カ月
完成・供用開始2034年度
所在地東京都江戸川区南小岩七丁目地内
施行区域約1.5ヘクタール

以前は2025年度ごろの着工が想定されていましたが、事業計画の詳細な検討に伴って工事スケジュールが見直されました。

東京都環境局では2026年6月29日時点でも変更届の提出状況を公開しています。計画の進捗を確認したい場合は、東京都の環境アセスメント情報を確認できます。

令和8年度 変更届提出状況|事後調査等の受付情報|東京都環境局
東京都環境局の令和8年度 変更届提出状況 (事後調査等の受付情報)のページです。

再開発では東棟44階・西棟18階の2棟を整備

建物は1棟の巨大施設ではなく、東棟と西棟の2棟で構成されます。特に東棟は最高高さ約169メートルに達する計画で、小岩駅南口の景観を大きく変える規模です。

項目東棟西棟
階数地下2階・地上44階地下1階・地上18階
最高高さ約169m約63m
住宅戸数約890戸約190戸
主な用途住宅、商業施設、公益施設、公共駐輪場、駐車場など住宅、商業施設、公益施設、子育て施設、駐車場など

2棟を合わせた住宅は約1,080戸です。一方、東京都都市整備局では事業全体を「約1,100戸」と案内しているため、概要を確認する場合は約1,100戸規模と考えると分かりやすいでしょう。

延べ面積についても、都市計画上の約15万5,000平方メートルと、その後の詳細な建築計画で示される約15万8,900平方メートルなど資料によって表記が異なります。今後の認可や実施設計によって数値が変わる可能性があります。

商業施設には何が入る?店舗名はまだ未発表

小岩駅周辺を利用する人にとって気になるのが「新しい再開発に何の店が入るのか」という点ですが、2026年8月時点で具体的なテナントは発表されていません。

都市計画では、建物の主な用途として次の施設が示されています。

  • 店舗などの商業施設
  • 住宅
  • 公益施設
  • 子育て施設
  • 駐車場
  • 自転車駐車場

東棟にはまとまった規模の商業床が計画されており、買い物や生活サービスの選択肢が増える可能性があります。

ただし、スーパー、飲食店、ドラッグストア、医療機関など特定業種の出店は現段階では確認できません。「○○が出店する」といった情報は、事業者や店舗側から正式発表されるまで確定情報として扱わない方が安全です。

駐車場約530台・公共駐輪場約2,600台を計画

自動車だけでなく自転車利用の多い小岩駅前という立地を反映し、大規模な駐輪スペースも計画されています。

設備計画規模
駐車場約530台
公共駐輪場約2,600台

江戸川区の交通安全計画でも、南小岩七丁目駅前地区市街地再開発事業による約2,600台の自転車駐車場整備が予定されています。

一方、現段階では駐車料金、最大料金、駐輪料金、営業時間、一般利用できる台数、車両出入口などの詳細は公表されていません。

再開発完成後に車で訪れる予定がある場合も、「約530台あるから必ず一般客が利用できる」とは判断せず、開業前に正式な利用条件を確認する必要があります。

駅前広場や歩行者動線も大きく変わる

今回の計画は高層住宅を建てるだけの再開発ではありません。約4.9ヘクタールの南小岩七丁目土地区画整理事業と一体的に進められている点が重要です。

計画では、駅周辺で次のような整備が進められます。

  • 小岩駅南口の駅前交通広場の整備
  • 周辺道路の整備・拡幅
  • 歩道状空地の整備
  • 駅と周辺地区を結ぶ立体歩行者通路の整備
  • 広場や緑地の確保
  • 災害時にも利用できる空間の確保

特に都市計画では、駅から周辺地域への回遊性を高めるため、立体歩行者通路を整備する方針が明記されています。

完成後は、駅から商業施設や周辺の商店街へ移動するルートそのものが現在と変わる可能性があります。

再開発と南小岩七丁目土地区画整理事業は別の事業

小岩駅南口の工事情報を見るときに混同しやすいのが、「再開発事業」と「土地区画整理事業」です。両者は一体的に進められていますが、同じ事業ではありません。

事業主な内容
南小岩七丁目駅前地区第一種市街地再開発事業東棟・西棟、住宅、店舗、公益施設などの整備
南小岩七丁目土地区画整理事業道路や駅前交通広場など都市基盤の整備

土地区画整理事業は江戸川区が施行しており、2021年度から2031年度までを事業年度として進めています。

そのため、周辺で工事が行われていても、それだけを見て「再開発ビルの建設が始まった」と判断することはできません。

江戸川区では南小岩七丁目地区の進捗や関連情報を随時公開しています。

南小岩七丁目地区
南小岩7丁目20番から23番及び27番から31番

小岩駅南口は完成後どう変わる?

現在の計画を整理すると、影響が大きいのは「住む人が増えること」「駅前で利用できる機能が増えること」「徒歩や自転車の移動環境が変わること」の3点です。

約1,100戸の住宅が加わる

東西2棟で約1,100戸規模の住宅が計画されています。完成後は駅南口の居住人口が増え、駅や周辺店舗を利用する人の流れも現在とは変わる可能性があります。

買い物や生活サービスが駅前に集まる可能性がある

住宅だけでなく商業・公益・子育て機能が組み込まれるため、駅前で買い物や各種サービスを利用できる範囲が広がることが期待されます。

ただし、実際の利便性は入居する店舗や施設の構成が決まらなければ判断できません。

駅と街の移動ルートが変わる

駅前交通広場、歩行者空間、立体歩行者通路などが整備される計画です。完成後は、小岩駅から商店街や周辺地区へ向かう徒歩動線が現在より整理される可能性があります。

工事期間中に注意したいこと

2028年度から2034年度までの工事予定がそのまま進めば、解体・建設を含めて長期間にわたって駅前で工事が続くことになります。

特に日常的に小岩駅南口を利用する人は、次の変化に注意が必要です。

  • 歩行者通路の一時的な変更
  • 自転車の通行ルートや駐輪場所の変更
  • 工事車両の出入り
  • 周辺道路の通行方法の変更
  • 既存店舗へのアクセス経路の変更

どの道路や歩道がいつ変更されるかは、工事段階になってから具体化する内容です。着工後は古い記事や地図だけを頼りにせず、現地案内や江戸川区からのお知らせも確認した方がよいでしょう。

2026年8月時点でまだ決まっていないこと

再開発の規模はかなり具体化していますが、利用者に直接関係する情報の多くは今後の発表待ちです。

  • 正式な着工日
  • 正式な完成日・開業日
  • 商業施設全体の名称
  • 具体的な店舗・テナント
  • 住宅の販売・入居開始時期
  • 住宅の商品名、価格、間取り
  • 駐車場の料金・営業時間・利用条件
  • 駐輪場の料金・利用方法
  • 工事中の歩行者・自動車・自転車動線

特に注意したいのは、「2028年度着工」と「2028年度開業」はまったく異なることです。現在想定されている完成・供用開始は2034年度で、着工から完成までは約6年を見込んでいます。

今後は何が決まれば計画が前進したと分かる?

完成予定だけを見るより、今後の手続きを順番に追う方が、実際の進捗を判断しやすくなります。

  1. 2027年度に予定される再開発組合の設立
  2. 事業計画など必要な認可手続き
  3. 権利変換や既存建物の移転・解体に関する動き
  4. 施工体制と具体的な工事日程の発表
  5. 商業施設や公益施設の詳細発表
  6. 店舗・住宅・駐車場など利用者向け情報の発表

2026年8月時点では、江戸川区の公式ページでも施行者は「南小岩七丁目駅前地区市街地再開発組合(予定)」とされており、まだ組合設立後の本格的な建設段階には入っていません。

南小岩七丁目駅前再開発のまとめ

小岩駅南口の南小岩七丁目駅前地区では、東棟と西棟からなる大規模な市街地再開発が計画されています。

現在は2028年度に着工し、約69カ月の工事を経て2034年度に完成・供用開始する想定です。住宅は約1,100戸で、商業施設、公益施設、子育て施設、約530台の駐車場、約2,600台の公共駐輪場なども計画されています。

一方で、店舗名、商業施設の名称、正式な開業日、駐車場料金などはまだ発表されていません。

現段階では「2034年度完成予定」という大きなスケジュールを押さえつつ、まずは2027年度に予定されている再開発組合の設立、その後の認可や工事日程の正式発表を確認するのが適切です。

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