リニューアルのため2018年12月1日(土)から一時閉館中である大阪市立科学館のリニューアル情報(オープン予定日、リニューアル概要、プラネタリウムのリニューアル情報、展示場4階のリニューアル情報等)の詳細をまとめました。
今回のリニューアルに伴い、プラネタリウムや展示場が大きく生まれ変わる予定なので、本当にオープンが楽しみですよね!
大阪市立科学館の基本情報
住所
大阪府大阪市北区中之島4-2-1
周辺の地図
電話番号
営業時間
9時30分~17時
※プラネタリウムの最終は16時まで、土日祝日等は17時まで
※展示場入場は16時30分まで
休館日
・月曜日(休日の場合は開館し、翌平日に休館)
・年末年始
・臨時休館日
詳細は開館日カレンダーにて確認してくださいね。
ホームページ
駐車場
以下の記事に、大阪市立科学館周辺にある安くて大型の駐車場が掲載されていますので、参考して頂ければと思います。

大阪市立科学館のリニューアル情報
大阪市立科学館のリニューアル情報を、大阪市立科学館が公開している~さよなら平成~プラネタリウムさよならイベント&大阪市立科学館リニューアルの概要についてを参考に作成しました。
なお、リニューアルの詳細については、平成 30 年度 大阪市立科学館 プラネタリウムリニューアル業務仕様書に詳細に記載されていますので、重ねて御紹介させて頂きます。
リニューアルオープン予定日
大阪市立科学館のリニューアルオープン予定日は2019年3月30日(土)です。
リニューアル概要
2018年12月1日(土)から館内のリニューアルのため、リニューアルオープン予定日である2019年3月30日(土)まで、大阪市立科学館は閉館中です。
そんな大阪市立科学館の館内リニューアルですが、詳細には様々なリニューアル工事が行われますが、大きく分類すると①プラネタリウムのリニューアルと、②展示場4階のリニューアルの2つに分類できます。
その2つのリニューアルについて、以下から詳細に御紹介させて頂きます。
プラネタリウムのリニューアル
プラネタリウムのリニューアルの大きな特徴としては、コニカミノルタプラネタリウム株式会社の投影機が導入されます。
この導入に伴い、以下の通り、今まで経験できなかった様々な体験をすることができます。
星や天体をリアルに再現

新たに導入される投入機が入ることで、以下のような体験をすることができます。
・暗い星や天の川を短時間で見えるように可能
・より自然な天体運動や星空を再現
・再現が難しかった月食や月と天体の接近なども実現可能となる
今までのプラネタリウムでも、きれいな星空や天体を見ることができましたが、今回のリニューアルに伴い、よりリアルな体験ができそうですね!
操作性向上に伴う解説の魅力の向上

今回導入される機器により、一度にコントロールできる天体数や動作が5割以上増加する等、操作性が大幅に向上します。
また、リモコン操作も可能になったことで、対面での解説も可能となります。
そのため、今までも投影時に専門家による解説が行われてきましたが、より魅力あふれる解説を我々は体験することが可能となります。
安全化のためのホールの改修
御紹介済みの通り、新しい機器導入に伴い、より魅力的な体験ができそうですが、他にも安全化対策や、より安心した環境でプラネタリウムを楽しめる改修も行われます。
座席の変更
車椅子等、足の悪い人が利用される座席が中心部に移動し、それらの座席数も増加します。
その改修に伴い、移動も楽になり、よりプラネタリウム全体が見やすくなります。
入退場の通路の拡張
入退場がスムーズに行えるように既存の2倍の幅に拡張されます。
また、昇降の際に躓く人が多かった場所も改修されます。
高度の差が2倍に向上
最高輝度と最低輝度の差が2倍に向上します。
これに伴いプラネタリウム投影中の照明コントロールがより可能となり、演出の幅が広がります。
また、不快なチラツキを大幅に低減できるようになります。
展示場4階のリニューアル
概要

大阪市立科学館の4階にある展示場の展示物は、現在20年以上の展示物が多くなっています。
そのため、最新の技術や天文情報を盛り込んだ、参加体験型の展示物を中心とした展示物が設置予定です。
なお、展示物が刷新されるのは上の図の、エリアA・エリアB・エリアDです。
(大阪の科学史・エリアCの展示物の変更はありません)
エリアごとのリニューアル情報

エリアA
最新の天文学の情報を元にした宇宙関係の展示内容を刷新します。
具体的には、以下の3つの展示が約40個の展示物として刷新される予定です。
- 太陽の活動の映像をプロジェクションマッピングで映す展示物
- 惑星の重力差を体感するための重さや体重が変わる展示物
- 光学望遠鏡以外に宇宙を観測する方法を紹介する展示物
エリアB
元素の周期表等の展示物を刷新し、身の回りの物体についての3~4の展示物を設置予定です。
エリアD
気象関係の展示物を刷新し、風速計の資料展示など約3~5の展示物を設置予定です。
公式発表情報
現在、全館休館しています
大阪市立科学館は、プラネタリウムのリニューアル、新展示の製作導入、館内の改修工事に伴い現在、全館休館中です。
その間、みなさまにご不便をおかけすることをお詫び申しあげます。2019年3月30日(土)にリニューアルオープンします。
参照元:現在、全館休館しています
~さよなら平成~プラネタリウムさよならイベント&大阪市立科学館リニューアルの概要について
大阪市立科学館(平成元年10月開館)は、平成31年3月30日(土) 9時30分よりプラネタリウムと展示場4階をリニューアルオープンいたします。
プラネタリウムは、星空のクオリティと操作性を向上させた新投影機を導入。
あわせて照明や通路改修で、観覧しやすく改善します。
そして、展示場4階「宇宙とその発見」のエリアは、最新の技術や情報を盛り込みさらに進化した展示に出会えます。
展示場内には、平成元年の開館当初から稼働していた展示物も多数ありますが、「平成」の元号より一足先にその役目を終了し、新たに生まれ変わることとなります。
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大阪市立科学館プラネタリウム、春に刷新
大阪市制100周年事業として、平成元年(1989年)に誕生した同館。
日本で物理、化学、天文教育などのトップクラスの専門スタッフが在籍し、子どもはもちろん大人まで魅了されるサイエンスショーでも有名だ。
ただ、展示物などは設置から20年以上経っているものも多かったため、11月30日から休館して改装している。
今回の目玉となるプラネタリウムは、東京・有楽町に2018年12月にオープンした「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」や「スカイツリー」などを手掛ける「コニカミノルタプラネタリウム」に約3.2億円かけて依頼。
最新型の投影機「インフィニウムΣ(シグマ)」を同館に合わせてカスタマイズした専用機だという。
本来の星の輝きや明るさや天体運動などをリアルに投影し、本物の空の動きを実現。
また、同館で働く専門スタッフが、対面で解説できるようにリモコンも導入し、ライブ解説プラネタリウムの向上を目指す。
それと同時に、通路などの安全を確保するために改修をおこなうという。

大阪市立科学館のプラネタリウム、春に刷新。最新の投影機に
「大阪市立科学館」(大阪市北区)が、プラネタリウムと展示場4階の一部リニューアルし、3月30日にオープン。
14年ぶりの更新となるプラネタリウムの新投影機は、最新技術を駆使したものとなる。
