大阪府大阪市のJR新今宮駅前にできる星野リゾートのホテル情報(開業予定日(工事計画)/イメージ図/ホテルの各階の情報/緑あふれる丘「みやぐりん」等)をまとめました。
600室を超える客室・レストラン・温浴施設・緑あふれる屋外広場「みやぐりん」等、魅力あふれる星野リゾートの都市観光ホテルのオープンが楽しみですね!
- 星野リゾートの都市観光ホテル情報
- 星野リゾートの都市観光ホテルの詳細情報
- ホテル計画
- 星野リゾートの都市観光ホテルの関連記事
- 【星野リゾート】大阪市・新今宮駅 都市観光ホテル開発計画始動
- 星野リゾート、新今宮駅前のホテル建設が2019年3月に着工。生まれ変わる「新今宮」の街に注目が集まる
- 【星野リゾート・星野佳路代表に聞く】2022年、新今宮に星野リゾートの都市型ホテル開業「東京にない『親近感』 大阪らしさ満喫するホテルに」
- 昔は怖かったけど… 20年で新今宮大きく変容
- 星野リゾートの新ブランドホテル、「OMO」について星野佳路代表に聞く
- 星野リゾート、大阪・西成の魅力発掘を地元児童に要請
- 星野リゾートが新今宮にホテル開業する理由
- 新今宮のホテル「OMO」に 星野リゾート、ブランド公表
- なぜ新今宮?星野リゾートの新ホテル
- 星野リゾートがディープな大阪に進出する「ホンマの理由」
星野リゾートの都市観光ホテル情報
名称
未定
住所(場所)
大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目38番2
周辺の地図
敷地面積
13,909㎡
客室数
608室予定
客室面積
30㎡からの予定
開業予定日
2022年の春開業予定です。
工事計画

参照元:事業スケジュール
開業は2022年の春開業予定ではありますが、それまでの工事計画は上の画像の通りです。
詳細としては、2019年夏頃に着工開始となり約2年工事が行われ、2021年度6月~7月頃に竣工。そして2022年度春にグラウンドオープンとなる予定です。
イメージ図
プロポーザル応募時のイメージ図

Googleマップとの合成図

参照元:施設計画について
俯瞰イメージ

プラットフォームからの眺め

みやぐりんへのアプローチ

用途地域
商業地域
建ぺい率
80%
容積率
400%
公式発表情報
浪速区恵美須西3丁目16番街区用地の開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました│大阪市
大阪市は、本日3月8日に、浪速区恵美須西3丁目16番街区用地の開発事業者プロポーザルにおける価格提案審査を実施し、次のとおり事業予定者を決定しました。
本価格提案審査は、本プロポーザルへの応募申込者の計画提案内容について、外部有識者からなる選定会議での意見を参考にして本市が審査・選定した優秀提案者を対象として実施したものです。
当該用地については、快適でゆとりある居室空間を提供する滞在性の高い宿泊施設(ホテル)の設置を主な用途とした活用を図ることにより、国内外からファミリーや友人・知人とともに観光客が訪れるにぎわいあふれるまちづくりの実現と美しい都市景観の創出をめざします。
星野リゾートが大阪市・新今宮駅 都市観光ホテル開発計画始動│星野リゾート
星野リゾート(所在地:長野県軽井沢町、代表:星野佳路)は、大阪市が実施した「浪速区恵美須西3丁目16番街区用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」に応募し、このたび、弊社提出の計画案をご採用いただくことになりました。
圧倒的な非日常感のあるロケーションに位置するラグジュアリーラインの「星のや」、高級温泉旅館の「界」、デザイン性と自然を掛け合わせたリゾートホテル「リゾナーレ」とは異なる、都市観光客をターゲットにした新しいスタイルのホテルとして、2022年開業を目指して計画してまいります。
開発を予定している場所は、新今宮駅前に位置し、大阪の風情と楽しさを色濃く残す新世界に近く、都市観光の拠点になりえると考えています。大阪のシンボルでもある通天閣や新世界エリアが徒歩圏内で、都市観光を楽しむ旅行客にとって魅力的なロケーションです。
交通手段においても、南海電鉄・JR大阪環状線の新今宮駅、地下鉄御堂筋線・堺筋線の動物園前駅に隣接し、関西国際空港から直接アクセスできることに加え、大阪市の中心部や観光名所への移動に便利な場所です。
取得した土地は、JR大阪環状線新今宮駅ホームに面した約14,000平米。駅からの視認性の良さを活かし、ホテルの建物と一体になるような緑地「みやぐりん(仮称)」を設けることで、旅行客にとって魅力的なホテルにすると同時に、新今宮駅を行き交う人々にとっても、街中に緑を感じられるような景観をつくってまいります。
これは「にぎわいの創出」や「駅前に相応しい都市景観の創出」という、大阪市が期待している事業内容にも応えるものであると考えております。
本ホテルは、大阪およびその周辺を観光する旅行客が、大阪での滞在をより楽しむためのホテルとして計画してまいります。
パブリックエリアでは、大阪の食文化を感じられるレストランやカフェテリア、旅の疲れを癒せる大浴場、楽しい時間を過ごせるアミューズメント施設、宿泊客に向けた季節の催し物やパブリックビューイングなどのイベントを実施する場所など、大阪の歴史や文化に触れられるご当地感あふれるサービスを予定しております。
大阪市新今宮駅前の都市観光ホテルの開発計画について│星野リゾート
星野リゾートは、大阪市による「浪速区恵美須西3丁目16番街区用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」に応募しておりましたが、このたび、弊社提出の計画案をご採用いただくことになりました。
この場所は、新今宮駅前に位置し、大阪の風情と楽しさを今も色濃く残す新世界にも近く、都市観光の拠点になりえると考えています。
2022年開業予定に向け、新しいスタイルの都市観光ホテルの運営を通して、新今宮駅周辺の活性化にも貢献してまいりたいと考えています。
都市観光は今後も成長が期待される重要な市場であり、星野リゾートは、2017年4月旭川グランドホテルの運営から都市観光市場へのサービス提供を開始いたします。
大阪は独自の文化をはぐくむアジア有数の大都市であり、星野リゾートにとって重要な拠点になると考えています。
星野リゾートの都市観光ホテルの詳細情報
上述までで、新今宮駅前に建設予定の星野リゾートホテルの概要が把握できたかと思います。
続いて、星野リゾートが大阪市にプロポーザル事業者として提案した内容(浪速区恵美須西3丁目16番街区用地の開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定しました│大阪市)にて、詳細な情報を御紹介させて頂きます。
全体計画
新今宮駅前に建設予定の星野リゾートホテルの構想やコンセプトなどが、以下の資料で掲載されています。
緑あふれる丘「みやぐりん」

参照元:宿泊機能以外の機能・取組み
上述で御紹介済みの全体計画以外にも、全体計画3として、緑あふれる丘「みやぐりん」という構想があります。
みやぐりんとは?
「みやぐりん」とは、新今宮とグリーン(緑あふれる丘)からイメージした愛称です。
エリア

天王寺公園の「てんしば」から、計画敷地の「みやぐりん」までグリーンエリアを広げる予定です。
期待される効果

人気観光地である「あべのハルカス」「通天閣」に、今回の計画敷地「みやぐりん」が加わることで、観光客の新しいルートが生まれ、新今宮駅周辺の活性化が期待されます。
周辺への配慮

新今宮駅舎に向けて「みやぐりん」をプラットホーム前の駅前広場として配置予定です。
この配置により新今宮駅に対して、高層部ボリュームの圧迫感が少なくなるよう配慮しています。
さらに、計画建物の屋根は、できるだけ緑化することで、周辺建物への影響を最小限にとどめる計画です。
また、通天閣展望台から大阪湾への視界を阻害しないような計画にもなっています。
施設計画

参照元:施設計画
施設計画では、上記の画像の通り、「みやぐりん」による緑地化された場所を新今宮駅から一望できます。
また、同施設には駅からも、駐車場からも利用しやすい施設構造となっています。
ホテル計画
メインとなる星野リゾートの都市観光ホテル情報です。
こちらのホテル情報は、ホテル計画1と、ホテル計画2を元に作成しています。
各階のイメージ図

都市観光ホテルの各階のイメージ図が上の画像の通りです。
計画段階ではありますが、20階建てのホテル施設となる予定です。
各階の情報については、以後詳細に御紹介します。
1階:駐車場等
ホテルの1階には、車寄せ、駐車場、備蓄倉庫、機械室の施設が作られる予定です。
平面図

2階:レストラン・カフェ・バー
ホテルの2階には、うどん・おでん・たこ焼き・お好み焼き等の大阪のご当地食材を堪能できるカフェテリアスタイルのレストランが計画されています。
食事時はカジュアルに楽しめる場として、それ以外はカフェやバーとして利用できる場となっています。
また、ご当地サービスとして、大阪を知り尽くした人がガイドする「まち歩きのエクスカーション」「サイクリングツアー」、ホテル内での上方落語講座やファミリー向けのたこ焼き作りといった体験もできます。
さらに、夕食後に家族でちょっと楽しめるようなアミューズメント施設も計画されています。
なお、2階にホテルフロントが設けられます。
大阪のだし文化(等)を中心に、大阪のご当地食を体験・堪能でき るです。
食事時はカジュアルに食事を楽しめるレストランとし て、それ以外は利用します。お客 様が楽しく集う場として一日中にぎわいます。
平面図

3階:温浴施設・フィットネス・ラウンジ
ホテルの3階には、宿泊者専用の温浴施設が計画されています。
温浴施設には、フィットネスやラウンジが併設され、もみほぐし処やスパが計画されています。
平面図

4階~19階:客室
ホテルの4階~19階階には、ホテル客室が作られる予定です。
以下に客室数や、客室イメージ図などを御紹介します。
平面図

客室数
スタンダードタイプ(2名定員+α):512室
ファミリータイプA(4名定員):32室
ファミリータイプB(4名定員):64室
基準階平面図

客室スタンダードプランの平面図

客室スタンダードプランのイメージスケッチ

20階
ホテルの20階には、「通天閣」や「あべのハルカス」等、大阪の夜景が一望できるバー、メインダイニング、テラス施設が計画されています。
メインダイニングでは「大阪ならでは」の料理を落ち着いた雰囲気のもとで楽しむことができるそうです。
平面図

星野リゾートの都市観光ホテルの関連記事
【星野リゾート】大阪市・新今宮駅 都市観光ホテル開発計画始動

星野リゾート、新今宮駅前のホテル建設が2019年3月に着工。生まれ変わる「新今宮」の街に注目が集まる
株式会社星野リゾートが計画している、JR環状線「新今宮」駅前の都市型ホテル「(仮称)大阪・新今宮駅前ホテル建設プロジェクト」が、2019年3月に着工することが分かった。
敷地は大阪市の市有地である、JR新今宮駅の北側の更地約1万4,000平方メートル。
宿泊施設(ホテル)を主な用途とする業務商業系施設の開発事業予定者を募るプロポーザルを実施し、同ホテルは2017年3月に進出が決まっていた。
ミナミホテルマネジメントが建築主となり、星野リゾートが運営する。
同ホテルは当初、20階建てを予定していたが、14階建てに変更。
RC一部S造14階建て塔屋2層、延べ3万7922平方メートルで建物の高さは70m。
設計は日本設計関西支社が担当となり施工者は未定。完成は21年10月を予定している。
プロポーザル時の提案では、600~850室の客室やメインダイニング、カフェテリア、温浴施設・スパを備え、滞在性の高いホテルを整備。ホテル敷地内には丘状となった屋外広場「みやぐりん」を整備し、宿泊者以外にも開放され、カフェや屋外コンサート、ピクニックなどを 楽しめる憩いのスペースとする。

【星野リゾート・星野佳路代表に聞く】2022年、新今宮に星野リゾートの都市型ホテル開業「東京にない『親近感』 大阪らしさ満喫するホテルに」
高級旅館やリゾートホテルの運営で知られる星野リゾート(長野県軽井沢町)が、ミナミの玄関口・難波に程近い新今宮駅前に新たな都市型ホテルを2022年に開業する計画を発表してから1年。
新ホテルブランド「OMO(オモ)」は、スタッフによる観光案内サービスなど、ビジネス需要を排して観光客に特化した営業形態が特徴だ。
計画の進捗(しんちょく)と、大阪の魅力について星野佳路(よしはる)代表(57)に聞いた。

昔は怖かったけど… 20年で新今宮大きく変容
JR新今宮駅周辺が、大きく変容しようとしている。日雇い労働者の集まる街が、今は多くの外国人でにぎわうエリアになった。
そんな場所に高級リゾートホテル運営で知られる星野リゾート(長野県軽井沢町)が注目し、観光客向けホテルの進出を決めた。
新今宮駅南のあいりん地区は、過去に日雇い労働者による暴動が起きるなど治安面で不安があり、観光とは縁遠いエリアだった。
「昔は本当に怖かった」と、近くの商店街で長年うどん店を営む女性(79)は振り返る。
しかし、この20年ほどで周辺に温浴施設や大型ディスカウント店などが相次いで開店し、次第に雰囲気を変えた。
星野リゾートの新ブランドホテル、「OMO」について星野佳路代表に聞く
星野リゾートは北海道旭川市にある「星野リゾート 旭川グランドホテル」を、新ブランド「星野リゾート OMO7 旭川」としてリニューアルオープンした(関連記事「星野リゾート、旭川グランドホテルを『OMO7 旭川』へリニューアル・報道公開」)。
「OMO」は、ラグジュアリーホテル「星のや」、リゾートホテル「リゾナーレ」、温泉旅館「界」に続く星野リゾートの新しい都市型ホテルブランドであり、5月9日には東京・大塚に2号店として「星野リゾート OMO5 大塚」が新規開業する予定だ。
今回は、星野リゾート 代表の星野佳路(よしはる)氏に同社の取り組みや「OMO」という新しいホテルブランドについて聞いた。OMO7 旭川開業セレモニーでの星野氏のプレゼンテーションを織り交ぜつつお届けする。
星野リゾートでは大阪の新今宮駅前に都市型観光ホテルの案件を2022年開業を目標に進めているが、これについては「投資家や社内において、OMO7 旭川の開業後数年間の動きをどう判断するか」を前提としながら、「新今宮もOMOブランドがよいのではと私は思っています」と語った。
それだけOMO7 旭川は星野リゾートにとって重要な、新しいスタイルのホテルなのだと星野氏は重ねて強調した。

星野リゾート、大阪・西成の魅力発掘を地元児童に要請
2022年に大阪・新今宮で新ホテル「OMO(おも)」を開業する星野リゾートは10日、地元住民しか知らない観光資源を掘り起こそうと、大阪市西成区の市立新今宮小学校の地域学習授業で、児童らに街の魅力発掘を呼びかけた。
同社は「子供たちに気づきを深めてほしい」(担当者)と話している。
授業には同小4年生45人が出席。星野リゾートからは「OMO5」(東京都豊島区)で街巡りのガイドも務める「OMOレンジャー」が参加し、住民と宿泊客を結びながら地域観光を盛り上げてきた活動を説明。
「友達が来たらどこへ案内しますか」と問いかけると、児童たちは通天閣や地元の商店街などと答えていた。

星野リゾートが新今宮にホテル開業する理由
星野リゾートは4月24日に大阪市内で記者説明会を開催、2022年に新今宮駅前に開業予定の都市観光ホテルについて開発計画の状況などを発表した。
「新今宮エリアはディープな体験、大阪の人情を体験できる場所だからこそ選んだ」と星野佳路代表は力を込めた。

新今宮のホテル「OMO」に 星野リゾート、ブランド公表
星野リゾート(長野県軽井沢町)は11日、2022年に大阪・新今宮に開業するホテルを新ブランドの「OMO(おも)」にすると発表した。
ミナミに近く大阪ならではの雰囲気が楽しめるほか、共用スペースで宿泊者らが交流できる新しい都市型ホテルにする。
OMOは「星のや」「リゾナーレ」「界」に続く4つめのブランドとなる。
コンセプトは「旅のテンション(高揚感)を上げる都市型ホテル」。
ホテルの半径500歩以内にある飲食店などとの連携を深める。
新世界など大阪らしい観光名所への利便性の良さを生かして食事や買い物を楽しんでもらう。
同日、大阪市内で記者会見した星野佳路代表は「通天閣など都市観光の目玉に近い、ディープな大阪らしさが重要だ」と述べた。

なぜ新今宮?星野リゾートの新ホテル
2022年、JR新今宮駅前(大阪市浪速区)に、608室のホテルを開業すると発表した星野リゾートの代表・星野佳路さんが、4月24日、大阪市内でおこなわれた記者発表で詳細を説明した。
「なぜ新今宮なのか?」関西の記者らの質問に星野代表は、「新今宮は、大阪の風情と楽しさを色濃く残す新世界に近く、都市観光の拠点になりえると考えています。
大阪のシンボルでもある通天閣や新世界エリアが徒歩圏内で、旅行客にとっては魅力的なロケーション。
交通手段についても、関西国際空港やJR新大阪駅からのアクセスがよく、利便性が高い」と話した。

星野リゾートがディープな大阪に進出する「ホンマの理由」
リゾートホテルや高級旅館の運営などで有名な「星野リゾート」(本社・長野県軽井沢町)が、2022年、大阪・JR新今宮駅北側に、観光客をターゲットにした都市型の大規模ホテルをオープンする。
星野佳路代表は、新ホテルの予定地周辺を「ディープな大阪」と評するが、なぜこの地への進出を決めたのか。
フリーライターの南文枝さんが現地を歩いて取材した。
